親が行う子ども教育

子どもの勉強に関して、こんなお悩みありませんか?

  • 兄弟が多くて、塾の費用が捻出できない
  • 塾に行かせているけど、あまり成績が上がらない
  • 家で子どもに勉強を教えたいけど、中学生の勉強が難しい
  • 私が勉強を教えると、感情的になってしまい、進まない

これまで、親御さんで子どもの勉強を教えようと試みたものの、うまくいかなかった場合、

改善して、お子さんの勉強をきっちりサポートしていきましょう!

 

改善が必要なこと

  • 子どもが必要な時に頼られる信頼関係
  • 親子だからこそ、感情的になり過ぎない対応
  • 子どものやる気を引き上げる接し方
  • 子どもが自発的に考えて行動する接し方
  • 子どもの勉強を教える為の教材を使いこなす
  • 子どもの勉強をサポートできるカリキュラム作成
  • 苦手を解消して、忘れない様にする勉強方法アドバイス
  • 目標と現在地の差を埋めていく

では、これらはどうやって身に付けていくか!?

 

step
1

子どもが必要な時に頼られる信頼関係

勉強を教えるにあたって、信頼関係を築けているかどうかで、子どもの勉強の取り組み方は大きく変わります。

親が「こうなって欲しい」、「こうあるべき」といった、親の基準で接していないでしょうか?

また、子どもに考えさせる体で、親の正解に誘導していないでしょうか?

 

子どもの自主性を尊重しつつ、時には適切なサポートをすることが大切です。

お子さんの性格的に親の提案に従った方が”楽”と考える様になっている場合もあります。

 

日頃から子どもとのコミュニケーションを大切にし、勉強以外の話題にも関心を示すことで、信頼関係を築くことができます。

まずはお子さんの言葉以外のしぐさや表情からも想いをしっかりと聴く様にしましょう!

 

 

step
2

親子だからこそ、感情的になり過ぎない対応

お子さんが一緒に決めた事できなかったり、ダラダラしているのを見て、感情的にはなっていませんか?

その時にお子さんの事を思って以上に、ご自身のイライラをぶつけてはいませんか?

お子さんの行動レベルでの事を、「この子はだらしない」、「何事もやる気がない」と人格を否定してしまっていませんか?

 

そういった態度を受けて、お子さんも心を閉ざして返事しなくなったり、反抗したりに繋がります。

 

「うちの子は反抗期なので」

親子関係を見直し、改善することで、より良いコミュニケーションが築けるはずです。

 

親・兄弟が勉強が出来ても、お子さんに教えられない原因のひとつです。

感情をぶつける前に一息ついて、この発言をしたら、どうなるかを想定してみましょう!

 

 

step
3

子どものやる気を引き上げる接し方

叱る時に、行動レベルの事を人格否定しない様にとお伝えしました。

逆に、良い行いをしたら、お子さん自身を褒めてあげて下さい。

 

ただし、親が思う正しい事をした時に褒めるのは、親の思いに誘導している事にもなります。

お子さんが決めた目標を達成した時、お子さんと一緒に話した事を行った時に褒めるのは良いでしょう。

 

「何かできたから」、「何かをしたから」という条件付きではなく、お子さんの存在自体に価値があるという事が大前提になります。

 

子どもの興味関心に合わせて、勉強以外の活動(スポーツ、音楽、趣味など)も応援することで、やる気を引き出すことができます。

 

step
4

子どもが自発的に考えて行動する接し方

  • お子さんが今までできなかった事が出来る様になる
  • 成功体験を繰り返す
  • 自分が成長していると感じられる

こういった内的要因を満たす事に繋がる接し方は自主的な行動を促します。

 

お子さんが自分を理解して、勉強が何かを理解する事で、

  • 何故、勉強をするのだろう
  • 勉強する事が自分にとってどんなメリットに繋がるのだろう
  • どうしたら楽しめるだろう
  • どういったやり方だと自分に合うだろう

といった様に、自分の事と捉えれる思考に導いていきます(ワークで)

子どものキャリア教育を取り入れる理由はこれにあると

 

step
5

子どもの勉強を教える為の教材を使いこなす

ここまでは、精神的なサポートの部分でした。

非常に大事だと捉えています。

ここからは、実際に勉強を教える作業になっていきます。

 

教材といっても、学校のテスト向けのもの、実力を上げるもの、検定・入試向けのもの、英単語・漢字、英語長文、英作文など

やる事によって使う教材は変わってきます。

また、基礎重視のテキスト、標準テキスト、応用・展開テキストといった難易度別にも教材がわかれていたりします。

 

まず、お子さんの勉強の目的を明確にしていきましょう。

あと、テキストの量に合わせて、適切な学習計画を立てることが重要です。

そして、お子さんが頑張ったらこなせる難易度のテキストを選んでいきます。

 

step
6

子どもの勉強をサポートできるカリキュラム作成

目標設定

カリキュラムを決める際に、一番はじめに決める事は「目標」です。

まだ受験生でいのに「入試」の目標を設定した場合、目標が少し遠いのでその手前の目標を決めていきます。

 

現状把握

現状の学力を知る事で、目標までのギャップ(差)を確認できます。

そのギャップを埋める為の方法を考えていきます

 

step
7

苦手を解消して、忘れない様にする勉強方法アドバイス

苦手を見つける

  • 学校のテストから苦手な箇所を見つける
  • お子さんの自己申告から把握する
  • 理解度テストをして苦手箇所を見つける

大体、この3つの中から、お子さんの苦手を把握するものだと思います

 

苦手を解消する

苦手な問題のうち、どの要素が出来ていないのかを把握する必要があります。

例えば数学なら、

  • 問題の意味が解らないのか
  • 式を作れないのか
  • 計算式が解けないのか
  • 符号変換でミスが多いのか

など、出来ない要素だけ解決してあげれば、解決する場合も多いです

親が問題を解ける場合は、ご自身で説明されたらいいですが、もう忘れてしまった、勉強する時間がない、理解できない場合は、解説のついた教材を利用するのも手です。

勉強自体を教えられなくても、どの範囲の何の問題をやっているかだけは把握して下さい。

 

忘れない様にする

せっかくわからなかった問題が解ける様になったのに、1カ月もすれば忘れてしまって出来ないという事もあります。

「勉強をしてもすぐ忘れてしまう」

という話はよく聞きます。

 

忘れない為の工夫は色々ありますが、一番オーソドックスな方法は「反復学習」です。

一回解いただけでは、その場は解けても身に付いていないのが普通と考えます。

 

次々進んだとしても、過去に勉強した事はテストをして、思い起こす様にしていきます。

 

step
8

目標と現状の差を埋めていく

年に数回ある、学校のテストで今まで勉強した成果は出ます。

思ったよりも成績が上がらなければ、カリキュラムを修正していきます。

 

ただ、テスト結果が出るまで現状が確認できないとカリキュラムの微修正の対応が遅れてしまいます。

理解度テストは頻繁に行い、必要に応じてカリキュラムを修正していくことが大切です。